東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
直接被災しておられない方々も燃料・食料品などの調達が困難だったり、
かなり不便な生活が続いていると思います。
自分も不便な生活の中、なかなかブログを更新する気になりませんでした。
そんな中Firefox4が発表されたというメールがMozillaより配信され、
今現在限られた楽しみのひとつとして使ってみることにしました。
今は電力需要が低めの日中の時間帯ということもあり、
XPユーザーとして簡単にインプレしてみたいと思います。
いつもの「常態」でいきます。
高速化されてデザインも新しくなった Firefox 4
(リンクに付いた数字は愛用のアドオンMouseless Browsingによる)
■ デザイン
自分がWebページを開くときは、アドレスバーにアドレスの一部を入力し、
表示された候補から選択して開くことが多い。
そのため、アドレスバーがタブの下に配置されて目線に近くなり、使いやすくなった。
また更新ボタンがアドレスバーにくっついてスッキリした。
ページの更新は普段[F5]や[Ctrl+R]で操作しており、更新ボタンは不要だった。
自分としては今のところFirefox4のデザインに不満はなく、使いやすいと思う。
■ 高速化
自分の環境では、Firefox3と比べると体感速度に大きな違いはない。
XPを使用しているが、Vistaや7のハードウェアアクセレレータなら速いのかもしれない。
また、回線がADSLのため回線速度が追いつかないということなのかもしれない。
自分の環境ではブラウザの速さについて語る資格がなくなってきたと感じる。
一方で1タブごとのメモリ使用量を見ると、
Firefox4ではChrome同様やや多めの傾向のようだ。
メモリ容量の少ない(512MBなどの)PCの場合は
たくさんのページを開いたりすると逆に動作が遅くなることも考えられる。
メモリ使用量については近いうちに実験してみたい。
■ タブグループ
標準装備されたタブグループ機能だが、
分かりやすく解説したページがすぐには見つからなかった。
機能の全容が分からないまま独力で使用してみたが、
大量の調べものをする時などにグループ分けしたりして使えそうという印象。
今後じっくり使ってみたい。
■ ブラウザ環境の安全な同期
MozillaのFirefox4紹介ページを見た限りでは、
モバイル機器、会社・自宅のPCなどでブラウザの設定を同期できるようだ。
これも機会があれば使ってみたい機能のひとつだ。
■ 細かいこと
新バージョンから、右クリックメニューの「リンクを新しいタブで開く」と
「リンクを新しいウィンドウで開く」の位置が逆になったようで、
新しいタブを開くつもりが新しいウィンドウで開いてしまうことがよくある。
「タブ」が上にある今の方が本来使いやすいはずなので、慣れるまで辛抱。
自分の環境(XP・ADSL)では速度面ではForefox4からあまり恩恵を受けられなかった。
しかし、それなりの環境のユーザーなら高速化が見込めるはずなので、
最近発表されたIE9との激戦がくりひろげられることになると思う。
デザインの改善については満足。XPユーザーにとっては、デザインや
タブグループ機能のためにバージョンアップするというのもありかもしれない。
↓Firefox4はこちらから
全世界 4 億人のユーザに向けて Firefox 4 の正式版を公開しました (Mozilla Japan ブログ)